6年間の教育の流れ
社会での目的意識を育む一貫教育
本校では、大学進学後、さらにその先の社会とのつながりを見据えた一貫教育を行っています。6年間を2年ごとの3期で捉え、各段階にふさわしい学習指導・キャリア教育をプログラムすることで、社会で活躍する強い意志と、それを実現するために必要な力の両輪を備えた人材を育成します。中学1年・2年生は入門期。学力は基礎を、進路面では大学との連携のもと、「ものづくり」の楽しさに触れることをテーマとしています。中学3年・高校1年生は発展期。中学から高校への橋渡しを途切れなく指導するとともに、多彩な体験・高度な内容に取り組む特別授業等を通じて、進路を見つめる時間を多く取り入れます。高校2年・3年生は自立期。理工系教育・高大連携ともに、さらに高度な内容に踏み込み、定めた進路目標に必要な学力と社会で活躍できる実践力を身につけていきます。
指導テーマと特色
前期:中学1年・中学2年中等教育への入門期
- 苦手分野をつくらせない学習指導
- 学習習慣の定着を促す
- 理系分野に対する興味の喚起
中期:中学3年・高校1年多様な体験による発展期
- モチベーションを持続させる多彩な体験プログラム
- 中学→高校の学習内容へのスムーズな移行と先取り学習
- 海外教育旅行を通じた異文化理解
後期:高校2年・高校3年未来を選択する自立期
- 進路目標に合わせたコース選択
- 受験だけでなく、卒業後にも活きる自学自習の姿勢を確立
- 希望進路の実現をサポートする実戦的な入試対策講座
キャリア教育
人を知る→仕事を知る→社会を知る
中学1年生の職業調べから始まり、中学2年生では「働くこと・学ぶことの意義」について、産業界のトップの方々による講演の機会を設けています。
中学3年生では、在校生保護者による「職業と中高時代」についての講演があります。
大学を知る→学部(学問)を知る→学科(研究)を知る
高校1年生では夏休みに企業・職場訪問を実施。さらに大学と学問についてのガイダンスと並行して、大学見学、オープンキャンパスなど積極的に大学を体験し、コース選択への意識を高めます。
高校2年生では理系講座・文系講座を実施して、志望学科の決定に結び付けます。
高校3年生では推薦入学希望者以外にも、自分の希望する学問と、その先の職業について考えさせます。