グローバル教育

中3海外教育旅行

生きた英語と文化、思考を体感できる全員参加の海外ホームステイを実施

ホームステイ、英語学習、現地中学生との交流、アクティビティなどを通じて、アメリカの自然・環境・文化・教育・産業などを肌で感じます。家族と離れた生活、言葉が上手く伝わらない経験を経て、生徒たちは人間的・精神的にも一回り大きく成長します。

※2019年度の実施状況です。

ワシントン州・シアトルコース

【語学研修先】ノースシアトルカレッジ
【主な内容】●シアトルマリナーズ野球観戦 ●ボーイング社見学 ●グリーンレイクでスポーツアクティビティ ●マイクロソフトビジターセンター見学 ●航空博物館見学 など

科学技術や情報系の産業が盛んなシアトル。アクティビティのひとつにボーイング社見学を組み込んでおり、生徒たちは巨大なスケールのものづくりを体感します。ノースシアトルカレッジ研修では英語で行われる講義に参加。すべてを聞き取れる生徒は少ないものの、なんとか理解したいと集中している生徒の様子が印象的です。ほかにも航空博物館見学やマイクロソフトビジターセンター見学などで、シアトルの主要な産業を体感することができます。

スターバックス1号店があるパイクプレイスマーケットで散策しました。

航空博物館ではフライトシミュレーターの研修を受けたり、展示されている航空機を見学したりしました。

現地校の生徒と英語を通して交流を深めることができました。

ユタ州・ソルトレイクシティコース

【語学研修先】ブリガムヤング大学
【主な内容】●大学構内キャンパスツアーと自然史博物館見学 ●スノーバードと山頂トレッキング ●ユタ大学教授との科学実験体験 ●パークシティでのレクリエーション

眩しい太陽の光が降り注ぐブリガムヤング大学のキャンパスへは、ホームステイ先の車で通います。州立最大の物産展・お祭りであるユタ・ステートフェアでは芝浦のブースを出して訪れた人たちの名前を毛筆で書いてあげたり、折り紙を折ってあげるなどし、最後のフェアウェルパーティーでは練習してきたダンスなどを披露します。ホストファミリーとの別れに涙する生徒も少なくなく、人々との触れ合いの中で大きなものをつかんでいるようです。

お世話になるホストファミリーとの対面式。

BYU校内を半日かけて周ります(フットボールスタジアムにて記念撮影)。

ユタ州の農業祭りにあたる、ステートフェアに参加。

ユタ州・セントジョージコース

【語学研修先】デキシーステイトユニバーシティ
【主な内容】●ブライスキャニオン国立公園見学 ●恐竜足跡博物館見学 ●ゴールデンイーグル実演研修 ●ネイティブアメリカン古代絵文字見学 ●ザイオン国立公園散策 ●リバートレッキング など

目玉は、ブライスキャニオン、ザイオン両国立公園の見学ツアー。雄大で険しい自然に生徒たちは目を奪われます。感想レポートに「一生住み続けたい」と記す生徒もいるほど、離れ難い魅力のある土地のようです。このコースに限らず、ホストファミリーや現地の方々のフレンドリーな態度に感化される生徒も多く、一様に充実した笑顔で帰国します。愛情深いホストファミリーに触れ、「両親への感謝の念を改めて抱いた」との感想もよく聞かれます。

英語の授業で現地大学生へのインタビューの様子。

ザイオン国立公園でのリバートレッキングの様子。

リバートレッキングの途中で一休み。

コロラド州・デンバーコース

【語学研修先】デンバー大学
【主な内容】●ロッキーマウンテン国立公園見学 ●コロラド州議事堂訪問 ●コロラド歴史博物館見学 ●大規模農場メイファーム訪問 ●デンバー自然科学博物館訪問 ●グロウハウスでの社会貢献体験 など

都市の利便性とロッキー山脈の大自然とを併せ持つデンバー。生徒たちは午前中に都市近郊のデンバー大学で英語研修を受け、午後には雄大な自然に接するアクティビティに参加します。ロッキー山脈では標高約3700mで散策を行い、そのスケールの大きな眺望に生徒たちは自然への畏敬の念を新たにします。他にも、メイファームという大規模農場や、グロウハウスという貧困対策NPOの見学などを通じて、英語力だけでなく、アメリカの自然、文化、社会を深く体感できます。

ロッキー山脈をトレッキング中。標高約3700mでも生徒たちはまだ元気いっぱい。

現地校訪問でソーラン節を披露。現地校の生徒も一緒に踊ってくれて大盛り上がり。

英語研修を担当してくれる現地の先生の自己紹介に耳を傾けます。この後は大学散策。

海外教育旅行に向けた学習

中高一貫だからできる、
海外教育旅行に向けて力をつける(LHR・GC)

3年次の9月に行われる「海外教育旅行」に向けて長野農村合宿や校外学習を行い、テーブルマナー講座もホテルで実施。日々の授業でも英語力の強化と同時にアメリカの地理や歴史を学ぶなど、すべての学習が海外教育旅行につながるように計画されています。2年次からは本格的な準備として希望するコースを調査し、ホームステイ先のペアを決めて、自己紹介カードの作成や現地交流に向けた出し物の練習も行います。

行事を通じた事前準備

  • 長野農村合宿(中学2年次・9月)
    日本の農村の産業と文化、生活体験から日本人としてのアイデンティティを再確認します。探究GCでは地域課題を考える準備と事後のまとめも行います。

  • テーブルマナー講座(中学2年次・2月)
    本格的なコース料理を食べながら、海外で求められる立ち居振る舞いを身につけます。

  • 校外学習(中学3年次・6月)
    江戸東京博物館・浅草を見学し、日本の伝統文化を学びます。

LHRとGCでの事前事後準備

  • 中学2年次
    海外教育旅行説明会/参加コースの希望調査と決定/コース別事前指導/パスポート指導/ホームステイ先のペア決め

  • 中学3年次
    校長・芝浦工業大学の先生の講演/自己紹介カードの作成/現地学校での英語クラスの確認/現地中学校との交流に向けた演目の決定・練習/調べ学習課題/文化祭での発表

授業を通じた事前準備

  • 英語=語学力の強化に努めます

  • LHR=モーニングイングリッシュ

  • 国語=“書道”はコミュニケーションの良いきっかけになります

  • 社会=アメリカの歴史や文化を取り上げます ほか

帰国後の成果発表

帰国後は、芝生祭で海外教育旅行の成果を発表します。準備期間は1週間。生徒全員が協力して、レポート展示の準備を行います。