3つの言語教育

コミュニケーションの根幹となる日本語・英語と
新たな可能性を生むコンピューター言語を早期に学ぶ

日本語

日本語も4技能を鍛えれば、人とつながる力が育ちます。豊富な対話と発表の機会が成長を助けます。
ランゲージアワー 話し方講座 など

英語

コミュニケーションの武器となる英語力を目指します。
英語SUPERコース プレゼンテーションコンテスト TGG研修 など

コンピューター言語

さまざまなプログラミングツールを体験すれば、新しい何かをつくる方法が育まれます。
Ruby、C、Arduino、Scratch レゴマインドストーム、ドローンを使ったロボット制御

POINT

言葉は思考と論理の基礎だから私たちは大切にします

言葉を鍛えることは、論理的に思考し、判断する技術を身につけていくことに他なりません。そこで本校では、中学1・2年次に言語技術教育の手法を取り入れた「ランゲージアワー」の時間を設定。読む・書く・聞く・話すの4技能を育みます。

日本語教育

ランゲージアワー(言語技術教育)

《中学1・2年生》

「見る・考える・伝える」を柱に、言葉を操る技術を訓練

ランゲージアワーでは、活動を通じて論理的に言葉を操る技術を鍛えます。そこには、状況を客観的に捉え、筋道立てた考えを構築し、それを他人にわかりやすく表現することで、他者と協力して問題を解決していける人材になってほしいという思いが込められています。「どう思う」や「どうして」という問いに言葉で説明する訓練を通じて、初めは「なんとなく…」などと答えていた生徒も、次第に論理的な話の構成を意識するようになります。また書くことにも力を入れ、文章力も育成します。
※ランゲージアワーは「つくば言語技術教育研究所」の指導に基づいて実施しています


実施例

  • 問答ゲーム
    「結論を言ってから理由を説明する」という論理的な形式を身につけるためのゲーム。伝わりやすい表現形式と根拠に基づいて判断する習慣を育みます。

  • 再話
    教員が読み上げた物語を、聞きながらとったメモを頼りに書き起こします。要点をとらえる力、論理的な文章構成力を養います。

  • 情報伝達
    たくさんある情報を、相手にわかりやすく伝えるための方法を検討していきます。情報を分類・整理する力、全体から部分へという伝わりやすい説明の仕方を学びます。

  • 絵の分析
    何を描いた絵か、人物が何をしているかなど、描かれた内容を根拠に1枚の絵を深く分析します。論理的な推論であれば、答えは無数。観察力や分析力を磨きます。

話し方講座

《中学3年生・高校1年生希望者》
論理的に、簡潔に自分の考えを伝える

「人前で堂々と自分の考えを確実に伝える話力、真の国際人としてふるまう態度、人間関係を円滑にする聞く力」を育成します。外部のプロ講師陣による巧みな進行で、初めは恥ずかしがっていた生徒も、最後には堂々たる発表を行います。

英語教育

英語SUPERコース

《高校2・3年生希望者》
ネイティブ教員によるall English授業で実践的英語力を身につける

高校2年次から始まるall Englishで展開される授業コースです(希望制)。ネイティブ教員が必ず授業に入り、スピーチやディスカッション等の主体的な活動を通して実践的英語力をつけていきます。高校2年次の春休みには2泊3日を英語だけで過ごすEnglish Campも開催され、生徒は非常に濃い時間を過ごすことができます。

プレゼンテーションコンテスト

《中学1年生〜高校2年生希望者》
Writing・Speaking・Presentationの総合力を試す

秋に開催される一大イベントです。中学1年生から高校2年生までなら誰でも参加することが可能です。自分の趣味や中学3年次の海外教育旅行のレポート、世界の社会問題など、様々なトピックに関してプレゼンを行います。参加生徒は本番までに英語科教員と一緒に猛練習を重ね、当日は審査員の前で堂々と英語を披露します。

TGG研修

《中学1年生〜高校2年生》
インプット⇄アウトプットのサイクルで英語力を向上

海外のシチュエーションが設定された疑似空間で、空港やホテルなどの訪問体験をします。内容は各学年の習熟度に合わせて構成し、学年とともに難易度も上がっていきます。授業でインプットした力を校外でアウトプットするというサイクルで、英語力の総合的な向上を目指します。

コンピュータ言語教育

探究IT 

《中学1年生:Scratchを用いたドローン制御》
パネルプログラミングとドローン制御で情報モラル学習

中学1年生の探究ITでは、プログラミングの初学者向けにScratchを使用して基本を学び、次にドローン制御、iMovie編集、3DCADで制作したモノを3Dプリンターで出力します。特に、Scratchを用いたドローン制御では、入力したプログラムを入れた後に確認してからドローンへの転送をするという意識(情報モラル)を重要視しています。

技術科 

《中学2年生:Ruby  中学3年生:Arduino》
ロボット制御を目標としたプログラミング学習

本校の特徴でもあるプログラミング学習はモニタ内で完結するものではなく、自らが入力したソースコードを実機に転送して、可視的に動作確認をすることを重視しています。CUIの基本は中学2年生のRubyで学び、中学3年生では3年間の集大成としてロボットを製作した後、Arduinoを用いた制御までの一貫したものづくりを学びます。

情報Ⅰ

《高校1年生:C言語》
C言語の基本文法を理解する

情報Ⅰは、基礎基本を重視しながらもメディアとデザイン、アルゴリズムとプログラミング、ネットワークとセキュリティ、データベースなどを学びます。中でもプログラミングではC言語を用いて、開発手順や基本的な構文の理解を目標にしています。ソースコードを作成、コンパイル、ファイルの実行など一連のプログラム実行の仕組みを学びます。