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SITアカデミックニュースNo.10
2019.05.07[アカデミックニュース]

学校の内外で活躍している教員や生徒の今注目すべきホットな情報をお届けしています。

今回は、エントランスに展示された彫刻について紹介します。

「イントータス」に寄せて

 今現在、ぼくは「彫刻の表面とそれ以外との境界線」に興味があり、そこを強調させる為にエッジの部分に蓄光顔料を塗る作品を作っております。実際に光るところは展示場所を完全に暗くしない限り見ることは出来ませんが、その風景を想像して楽しんでいただくこともぼくの狙いの一つでもあります。

    形に関しては、なるべくミニマル(シンプル)なモノを心がけていますが、このイントータスは、少し複雑な形状になりました。表現過多は時に散漫なイメージを与えてしまう恐れがありますが、この作品はギリギリのところで留まっていて、逆に良かったと今では思っております。 INTORTUSとはラテン語で「もつれ雲」という意味です。この雲が見られた後は、晴天が続くことが多いとされているそうです。なんとなく縁起の良い雲ですね。毎日学校の玄関を通り過ぎるたびに、皆様に前向きで明るい気持ちになっていただけたならば、彼(彼女?)も彫刻冥利に尽きると感じているはずです。

SITアカデミックニュースNo.1~9(2018年度)は、こちらから