理工系教育

「理系」ではなく「理工系」


文理の枠を超え、あらゆる分野に精通する「理」「工」の基礎を学び、体験する

将来文系に進む者でも、STEAMの素養を備えておくことが、これからの社会を生きていく子供たちには絶対に必要です。科学だけでなく、技術・工学・情報・数学・芸術にこだわる。本校は今も、これからも、オンリーワンです。

ショートテクノロジーアワー

国語・英語・音楽など、
すべての教科と科学技術との関わり合いを学ぶ。

国語・英語・音楽など、すべての教科と科学技術との関わり合いを学ぶ。

生徒の知識と関心を深め、日々の勉強の動機づけを行うために全校で「ショートテクノロジーアワー」の授業を設けています。理系教科だけでなく、国語や社会、英語、芸術、保健体育にいたる全教科で、全教員がテーマを考え、担当教科と科学技術との関わり合いを生徒に紹介します。

[実施例]歴史+科学技術

ヴェルサイユ宮殿におけるポンプ技術

周囲に水源がないヴェルサイユ宮殿の庭園に、どのように大運河や噴水をつくったのか。庭園の構造について見取り図や動画を見ながら説明した後、ポンプ技術について物理の視点を交えて紹介する。

[実施例]英語+科学技術

言語活動に影響を与える科学技術

科学技術の進歩とともにテクノロジーやITに関する語彙が急激に増えています。科学技術が言語に与える影響を考察します。生徒は言葉の意味を改めて発見し、言語活動の広がりをイメージできます。

[実施例]音楽+科学技術

似て非なる楽器シリーズ①木琴の仲間

打楽器の木琴の仲間には、『マリンバ』と『シロフォン』があります。奏法は同じで見た目も似ていますが、音色の違いは構造や成り立ちが大きく異なっていることに気づかせます。楽器や楽器の構造に興味や関心を持たせることで、音楽表現の創意工夫や意欲的な活動へと結びつけます。

[実施例]国語+科学技術

古事記と高層建築について

『古事記』に出てくる高層建築から、現代の高層建築までを俯瞰し、技術の移り変わりと古典中の表現を学びます。「48メートルの建築物が1300年前に本当にあったと思う?」から始まります。

[実施例]美術+科学技術

半導体に用いられるエッチング技法

昔ながらの技法であるエッチング(銅を腐食させて版画にする技法)の授業と化学の知識を同時に学びます。反応を化学式からも読み解き、現在、半導体などに応用されている技術を学びます。

[実施例]数学+科学技術

ノイズキャンセラーと関数

現在流行っているノイズキャンセラー。そのメカニズムを関数で確認します。開発時の苦労などの情報を得ながら、自分で、グループで音波を作り考える授業です。

サイエンス・テクノロジーアワー

多用な分野からサイエンスのおもしろさ、深さを体感、
「研究・仕事」への興味関心を引き出す。

多用な分野からサイエンスのおもしろさ、深さを体感、「研究・仕事」への興味関心を引き出す。

中学3年生で隔週2時間の特別授業として実施。教科書の学びから飛び出し、多様な理工系の専門分野に親しんでもらうためのプログラムです。年間11種類のテーマは「生徒たちの興味関心を最大限に引き出せるもの」を基準に選択しています。

テーマ例

物理|分光器の作成とスペクトルの観察
工作用紙とグレーチングシートを使い分光器を作成。太陽光、蛍光灯、白熱電球などのスペクトルを観察し、レポートにまとめる。

化学|ガラス細工によるピペットの作成
小学校の実験でもふれたことのあるガラス製のピペットを製作。ガラスの加工にチャレンジしながら、実験器具の基本的な取り扱いについても学ぶ。

地学|Excelを利用して作る立体地形図
福島県の磐梯山(標高1,819m)の地形図から等高線を読み取り、Excelを用いて立体地形図を描画する。

生物|基礎生命科学実験
体内の細胞に存在するDNAの抽出を簡易な実験で体験。生命科学についての興味を引き出す。

高大連携講座|英語での授業と蚕の繭の観察
「地球を脱出して他の惑星に移住するときに必要な生物」をテーマに英語で授業を行い、生物の役割を考える。カイコの繭の解剖と観察も行う。

地学|天体望遠鏡を作ろう
1人1台の天体望遠鏡を製作し、夜空を観察。屈折望遠鏡の工学的な仕組みを理解する。
 

物理|手作りスピーカーと電池のないラジオ
電磁誘導の原理にふれる。身近なものでラジオを作り、その原理を学ぶことで電気への関心を育てる。

自然エネルギーの活用と私たちの暮らし/あかりの進化と光るしくみ
●出前授業(パナソニック ライフソリューションズ社)
オリジナルの手回し発電機や消費電力計を使って、白熱灯、蛍光灯、LEDそれぞれの特長や消費電力の違いを実験を通じて体感する。